隠した現金は必ず見つかる?

令和7年12月、国税庁より「令和6事務年度における相続税の調査等の状況」が公表されました。
実地調査の件数および追徴税額は、前年度に続き増加傾向にあります。
◎実地調査件数:9,512件 (前年比 111.2%)
◎追徴税額合計:824億円 (前年比 112.2%)
国税庁では申告漏れの可能性が高い納税者の判定に予測AIを活用するなど、
調査対象者の選定がより高度化されています。
「これくらいなら分からないだろう」という安易な判断が大きなリスクを招く時代です。
事例紹介 ~相続開始前に引き出した現金を隠蔽したケース~
〇経緯
被相続人の口座から、生前に多額の現金引き出しがあったことから、
その使途を解明するため、調査に着手。
〇相続人の主張
「寄付しており、残っていない」と回答する一方で寄付先については答えないなど、曖昧な回答を繰り返す。
〇調査の結果
相続人宅の金庫から多額の現金を発見。申告が必要であることを認識しながら、
税理士にもその存在を隠蔽し、除外して申告したことを認めた。
増差課税価格:約2億5千万円
追徴課税 :約1億2千万円 重加算税有

引用:国税庁 令和6事務年度における相続税の調査等の状況
弊事務所の取組み ~正しい申告が「最大の節税です」~
隠蔽が予想される税務調査は追及がかなり厳しく精神的にも大きな負担となります。
加えて隠蔽金額が大きくなると事件として扱われ新聞掲載される場合もあります。
お客様の財産を守るため、弊事務所では以下のプロセスを徹底しております。
★徹底した預金精査…過去4年分の通帳を確認し、不自然な入出金がないか精査します。
★深堀調査…必要に応じて更に過去へ遡り、相続人様の通帳提示をお願いする場合もございます。
相続税の申告において、最も重要なのは「透明性」です。
「生前に引き出した現金がある」「タンス預金として保管している」といった事情があれば、
まずは隠さずに弊事務所へご相談ください。
正確な財産評価と正しい申告でお客様の大切な資産を守ります。
文責:小栗 淳子
参考HP:国税庁 令和6事務年度における相続税の調査等の状況
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